平成１３年度：大江町立本郷西小学校
第３,４学年・学級通信 はくしゅ
№８０ ２００１．９．１３
道徳：同時多発テロ事件
◇黒板に、「同時多発テロ事件」とゆっくり書きました。
「読めるかな？」
しっかりと読めました。昨日、おとといのニュースでいろんなことを知っているようです。様々な声が飛んできました。
今日の山形新聞の一面、そして最終面を黒板に貼り、
「この事件について知ってること、思ったこと、疑問などを書いて持ってきましょう。」
と指示しました。早く持ってきた子から黒板に書かせました。
・消防士が２００人くらい死んだ。
・ニューヨークで起きた事件。
・つぶされた人は全員見つかったと思った
ら、まだ一人見つかっていない。
・ハイジャックした人はどうなったの？
・マリナーズの試合がえんきされた。
・それはどこであったんですか？
・同じような時間に出発。
黒板に書かれたものを順に発表させました。書かれたものについて、質問や知っていることなどの情報交換、さらに、もっと知っていることを発表させました。
まだまだ、はっきりわからない状況です。
でも、１６人の情報を集めると、ものすごい量となり、本当に悲惨な状況が伝わってきました。さらに、朝のうちに買ってきた今日のスポーツ新聞３紙からの情報も伝えました。今後、もっともっといろんな情報がわかってくることでしょう。
◇「新しいページの下、真ん中に自分と書きなさい。あなたは、誰がいたからこの世に生きているのですか？」
「お父さんとお母さんです。」
「そのお父さんは、誰がいたから存在しているのですか？」
「お父さんの、お父さんとお母さんです。」
こんな会話をしながら、下の図を書いていきました。
２世代前までで、６人いること。この中の一人が欠けても自分が存在しないこと。わずか４世代前でも３０人が存在すること。もちろん、この中の一人が欠けても自分が存在しないことを確認しました。
５世代前までで６２人、１０世代前になると２０４６人、２０世代前になると２００万人を越えることを知らせました。
◇自分自身、つながりがイマイチの授業だと思いました。が、なんとか、このテロ事件に関連して、命の大切さを伝えたいと思ったのです。
《Ｔ君》
２００万人くらいの命をうけついでいるので、そうかんたんには死にたくないなあと思いました。
こうげきなんて、なんでするんだろうと思いました。